さてと・・・

さてと・・・
秋に向けてがんばりますか 。

情報処理安全確保支援士(旧セキュスペ)にしようかとも思いましたが、とりあえずネスペにしました。
深い理由はありません。
前職の業務(という名の地域のお祭参加)の都合もあり、ここしばらく試験を受けていなかったので午前1からのスタートになります。
まぁなんとかなるやろ・・・

情報処理安全確保支援士ってなんて略してるんでしょう。
安保が一番言いやすいけど、ちょっと語弊ありますね。

(感想)なぜ財務を知っている社員は出世するのか

「なぜ財務を知っている社員は出世するのか」を読んでの感想。

PL・BS・CFの経営三表について分かりやすく図を用いて説明してくれているので、それらの勉強のための入門書としていい本だと思います。
簡単な例を挙げて解説しており、それぞれの表がなぜ必要なのかという理解も深まるでしょう。

また管理者向けに財務分析や目標設定(KGI・KPI)についても簡単に説明してくれています。
目標数値を設定するものの、結局達成できないということで悩んでいる企業・部署は少ないないでしょう。
KPIについて調べたことがないのであれば、今後の助けになる可能性は高いでしょう。

ただし入門書であり、どれも深いことまでは書いていません。
あくまで興味づけを行うための本であり、もっと知りたくなったら
それぞれ専門的な本を買えばいいと思います。

タイトルについては
「今後は財務を知っている社員が出世するんじゃないかな」
ぐらいがほとんどの会社において適切ではないかと思います。

アリックス(ARIIX)に勧誘された話 マルチ商法 ネットワークビジネス

先日友人からアリックス(ARIIX)に勧誘されました。
結論から言えば断りましたが、この手の商売について
あまり詳しくなかったので中々勉強になりました。

ここでは今回の話を簡単にまとめていきたいと思います。
ネットワークビジネスの勧誘の雰囲気が知りたい方や、
何故断ったのかについて興味がある方は少し長いですが
お付き合いください。

はじまりはLINEから


LINEで友人から連絡がありました。
要約すると、
「投資とか興味ない?面白い話があるんだけど聞かない?」
という内容でした。

友人の誘いですし、久しぶりに会って話するついでに
聞いてみようかなということでOKを出しました。

その後会う約束をした日の数日前に
「一緒にやってる人が一緒に来ることになったのでよろしく。」
という内容で連絡が入る。

別にいいか、という気持ちでこれもOKで返しました。
この一緒に来る人が説明・勧誘役になります。
ネットワークビジネスの勧誘では
説明・勧誘役がいるのは特に珍しいことでは無いようです。

当日、まずはファミレスへ

当日は一旦駅で待ち合わせし、その後ファミレスで
話をすることになりました。

ファミレスについた友人が店員さんへ
「窓際の席空いていますか?」
と質問し、開いている席があったのでそこへ。

「あんまり周りに聞こえてもアレだから」
ということだった。私としては
「じゃあなんでファミレス選んだんだ?」
という感じではあったが、とりあえず雑談して
もう一人が来るまで待ちました。

後になって調べて分かりましたが、
マルチ商法だと説明せずに公衆の出入りのない
施設・場所に呼び出して勧誘するのが違法
だから
ファミレスにしたようです。
(特定商取引法 第34条4項)

勧誘役登場


しばらくしたら勧誘役の人がやってきました。
簡単な紹介を友人がして本格的に話が始まります。

最初に将来したいことを質問され、続いて
お金・時間・人脈・健康・スキル
に優先度を付けるように言われます。

恐らく勧誘方法を決めるためだと思いますが、
単なるアイスブレイクかもしれません。

副業をする人が増えていること、
副業をすると時間や健康を失う危険があること、
非労働収入を増やす必要があること、
その方法として権利収入があることを説明されます。

「川から水を汲むことを考えて下さい。
Aさんは毎日川まで歩いて水を汲んできます。
Bさんは毎日川まで穴を掘っていきます。」

「最初のうちはBさんは全く水がもらえませんが、
 最終的にはBさんは何もしなくても水が手に入ります。
 これが権利収入のイメージです。」

という内容を説明される。
業務の自動化は権利収入だろうか?
という疑問はあるが、イメージにケチをつけても
仕方ないのでそのまま説明を受ける。

いよいよマルチ商法の話へ


「ネットワークビジネスって知ってますか?」
と尋ねられる。
マルチ商法ということだけは知っていたが、
詳しくは知らなかったので説明してもらうことに。

  1. 流通には無駄なコスト(人件費、中間マージン)がかかっており、ネットワークビジネスならそれをなくせること
  2. マルチ商法はネズミ講と違い違法ではないこと
  3. 一般流通品に比べ、ネットワークビジネスの商品は広告費を商品の質向上のために使うから質が高いこと
  4. ネットワークビジネスはタイミングが大事であること(ピラミッドの頂点付近で参加すること)
  5. ネットワークビジネスが広まると広告収入がなくなるからメディアは必要以上に悪い情報を流す

といったことを説明していました。

正直真偽が分かりかねるので、
とりあえずそのまま聞くことにしました。

ARIIX(アリックス)の素晴らしさ

続いて仮にネットワークビジネスをやるのだとしたら
会社選びが大切だという話に移ります。
要は自分たちの所属している会社がどれだけ
素晴らしいかという話です。

会社・経営陣の業績


起業して1年目で6億、2年目で32億の売上(売上か利益かは曖昧)を
出した企業であること、
経営陣が全員ニューヨーク株式市場に会社を上場させた経験があること、
CEOのフレッド・クーパーがスティーブ・ジョブズ並に凄い経営者であること
を説明してくれます。

ジョブズが取った賞をクーパーも取ったという話だったような気がするが、
パッと検索に出ない。

クーパーで検索するとアリックスの勧誘サイトばかり出てくる。
実は特別取り上げられることもない人なんじゃないか?
という気になるがネットでは情報が見つけにくいだけかもしれません。

製品

ネットワークビジネスの商品の中でもARIIXの商品は
特に質が高い・・・らしいですよ。

概ね健康関連の商品だったように思います。
栄養補給食品、シャンプー、化粧品、空気清浄機、
あとは泥水を浄化して飲めるようにする水筒とか。

質が高いということを売りにする割には、
なんでこう質の評価を付けにくい商品ばかり扱うんでしょうね。

あと正直そこそこ高い。
シャンプー(300ml)で4000円です。
むしろこの価格で質が悪かったらびっくりする。

収益の上げやすさ

ネットワークビジネスの中でもARIIXの収益の
上げやすさは最高らしいです。
この評価の基準はユーザー投票だそうです。

正直全てのネットワークビジネスのプラン把握してる
ユーザーいないでしょう。
投票にどれくらい意味はあるのかは知らないです。

結局断りました

話を一通り聞いた後、1週間後にまた会う約束をして
一旦別れました。

色々調べ、考え、再度また会って説明を受けて、
結局断りました。

断った理由はいくつかありますが、
大きく3つです。

ネットワークビジネスが信用(賛同)できない

ネットワークビジネスが生まれて何十年か立ちますが、
そんなに広まっていない現実があります。

最大手のアムウェイも最盛期が約100万人程度でしたが、
減少してここ数年は70~80万人程度で横ばいです。

ネットワークビジネスがそこまで優れた手法なのであれば
もっと採用する企業、会員になる消費者が増えても良さそうなものです。

「ネットワークビジネスのせいで自分や誘った人が
トラブルに巻き込まれることがあるのでは?」
という質問をしましたが、「絶対にそんなことはない」
そうです。

嘘かホントかは置いておいて、ネットワークビジネス絡みの
トラブル話なんて掃いて捨てるほど聞こえてきます。
絶対にそんなことはないと言われて信じれる何かはなかったです。
(この質問に関しては何か的はずれな回答が色々帰ってきたので
質問の意図がちゃんと伝わってないかもしれません。)

ビジネスに参加しておいて、
損したら喚くのは確かにどうかと思います。

それでも

  • 投資としては比較的少額なこと
  • 友人に誘われると断りにくい人がいること
  • 絶対に損をしないように説明が聞こえること

からよく考えずに参加して痛い目を見る人が
出やすいネットワークビジネスに賛同はしかねます。

計画が雑

参加したらこんなに儲かるよ!
ということで説明される(事業)計画が雑。

よくあるピラミッドの絵で、
加入して1ヶ月後に2人を勧誘して下さい。
その1ヶ月後はその2人がそれぞれ2人を勧誘します。
これを続けていくとこうなりますよ。
と説明を受けます。

数式で書くと Σ2^n(nは経過月) のメンバーがいる組織が出来ますね。
私を勧誘してきた人は2年間やってるそうなので
計画通りにいくなら、少なく見積もっても2^24人くらいの組織を持ってるはずです。
大体1670万人でしょうか。

実際には400人くらいだそうです。
この計画通りに勧誘するのなんて簡単ですよとか言っておいて
自分は全く出来てないのは何なんですかね。

商品に興味がない


ネットワークビジネスはやるんだったら
扱ってる商品が好きなことは前提にあるべきだと私は思います。

商品が好きで、誰かに伝えて、良いものが広まっていく。
理想論ですが本来はこういったものではないでしょうか。

商品が別に興味ないからやらない、といったら
私も商品に興味はなかったと答えられました。

まぁお金さえ手に入れば、
どんな商品を売りつけようが、
友人関係がどうなろうが、
悪評を言われようが、
どうでも良いのかもしれません。

価値観の話なのでどちらが良いとかではありませんが、
私はやる気にはなりませんね。


断ろうとするとやたら理由を聞きたがったので
めんどくさいので、
「興味がないから」
「やる気がないから」
「試してみる気もないから」
で通しました。

断る際に
「このまま低年収のまま、安定した生活を送られるんですね」
という感じで安い挑発を受けましたが、
それ以外は特に何もなく勧誘は終了しました。

最後に

断ってからなんかアクションあるかなぁと思いましたが、
特に何もなかったです。

今回の一件で得たことの1つに
ネットワークビジネスの理念は別に悪いものではない
というものがあります。

「自分が好きなものを広めて、企業からその見返りが貰える」
というのは悪くはないんじゃないかなと思えます。

ネットワークビジネスの利点として色んなものが上がりますが、
机上では論理的に説明できてそれっぽいけど、
現実世界では全然上手くいかないこと

なんてのは珍しくないです。

ネットワークビジネスもその1種ではないか、
というのが現時点での私の結論です。

2017年05月16日 雑記

ネプテューヌRe;Birth2トロコン

ネプテューヌRe;Birth2トロコン完了しました。

お金1億のトロフィーは、アイリス草原のダンジョン変化を使うと出て来るナスナイトを倒して達成しました。
1回で300万くらい稼げるので20~30回くらいやれば大体の人が達成できるはず。

さぁ、次のゲームだ。

NFCアプリ

職場でNFC関連を触っているけど、NFCをタッチしたときにアプリを立ち上げるのにやたら苦労した。
作ったアプリよりもプリインストールのNFCアプリが反応してしまう状態が続いた。
気が向いたらまとめておこう。

レイノス株式会社からヘッドハンティングの電話がかかってきたお話


レイノス株式会社というスカウト・ヘッドハンティングの会社から電話がかかってきたときのことをまとめておきます。

ヘッドハンティングの電話内容

今日仕事をしている最中にレイノス株式会社の担当者から電話がかかってきました。
正確にはレイノス株式会社とは名乗らずに「○○と申しますが、まちこう様はいらっしゃいますか?」といった名乗り方です。

内容は簡単に言えば

  • 現在ある企業から依頼を受けて人材獲得を行っている
  • 同業者や付き合いのある方からあなたが優秀な人材だと聞いた
  • ヘッドハンティングしたい、一度あって話せないか

というようなものでした。

この手の人材系の会社に知り合いがいないので一度話して見ても良かったのですが、正直怪しいと感じたため一度返答を保留し書けなおしてもらうことにしました。

疑問に思ったこと

納得行かなかったのは、私のことを知っていることですね。
こういっては何ですが、システム屋として名前が知られるような行動は取れていないと思います。
勉強会に参加しているわけでもなく、何か有名な作品を作っているわけでもないので。

恐らく「あなたは選ばれた人間です」的な言葉で誘い出そうというやつです。
一時期スパムメールなんかでよくありましたよね。
「あなたは一億円を獲得する権利を得ました」
「天皇の後継者に選ばれました」
とか、あれと同じでしょう。

折角なのでちょっと質問してみた

断る気まんまんでしたが、少し興味が湧いたので質問してみることにしてみました。
どこの企業のオファーなのか、誰から紹介されたのかを問い合わせましたが機密ということで教えてもらえませんでした。
じゃあ私が今までどんなことやってて、どんなスキルがあるのですか?という質問をしたら答えられませんでした。

レイノス株式会社は相手の経歴もスキルも分からないのに優秀な人材としてヘッドハンティングするのでしょうか?
もうこの時点で「この会社駄目だな」と確信したのでお断りさせていただきました。

最後に

こんな感じで私はレイノス株式会社さんとはお別れしました。
正直一番ダメだったのは会話が下手くそだったことですね。

人材・転職系のサービスは自分の代わりに会社を探したり、交渉をしてもらうことを期待してユーザーは利用するわけですよ。
そのサービスの担当者の話術がしょぼかったら交渉は頼めないでしょう。
あれで人の人生預けてもらえると思っているのでしょうか。

とはいえ、軽く調べてみるとレイノス株式会社で転職成功しましたって人もいるので担当者が悪かっただけという可能性も0ではありません。
もしあなたにヘッドハンティングの電話がかかってきたらそれを受けるかどうかは自由ですが、おだてられていい気になっていないかどうか、担当者は本当に信頼できそうかはちゃんと確かめておいたほうがいいと思います。